投稿者「古事記おじさん」のアーカイブ
「古事記」は『独立宣言』だった!?【3】
では、古事記が編纂された頃の国際環境を考えてみましょう。 その時期ですが、古事記の『序』に歴史編纂を発案したのは天武天皇であると記されており、天武天皇の即位期間673年~686年、つまり600年代後半ということになります … 続きを読む →
「古事記」は『独立宣言』だった!?【2】
日本の古代を考えるときに「古事記」「日本書紀」と並んで出てくるのが「魏志倭人伝」です。 これは「魏志倭人伝」という書物があるのではなく、「魏書」の中の「倭人」について書かれた部分のことです。 そこに「倭人」の風俗や住む所 … 続きを読む →
【特集】古事記入門編「古事記って、なぁに?」
「古事記」って、なぁに? 「古事記」とは、日本でいちばんはじめに書かれた歴史書だそうです。 今からおよそ1300年前、712年にできあがったとされています。 上中下の三巻からなっていて、上巻(かみつまき)が「神話」の部分 … 続きを読む →
【特集】古事記おじさん誕生秘話
はじめまして、古事記おじさんです。 実は私・・・、学者でもなく、宗教関係者でもなく、ただのおじさんです。 では、いったいなぜ、ただのおじさんだった私が“古事記おじさん”と呼ばれるようになったのでしょう・・・ ■特集:古事 … 続きを読む →
【特集】「国譲り」とは何だったのか?
勝者となった高天原勢力にとって、その後の他地域での展開には、『出雲勢力とのあいだに流血は無く、国譲りは禅譲であった』との形が必要だったのではないでしょうか。 そのために、『血塗られた経緯を、分別に満ちた物語にしなければな … 続きを読む →
【特集】今こそ古事記を読もう
日本最古の書物「古事記」。 宗教的立場の方にとっては「教典」であり、学問的立場の方にとっては、長い歴史を持つ学問的解釈があり、読む人の立場によって解釈の仕方が様々に変わります。 太平洋戦争が終わるまで、古事記を自由な発想 … 続きを読む →
シタテルヒメの紹介
下照比売(したてるひめ) 大国主の神裔に、胸形(むなかた)のタギリ姫を妻として生んだ子として、兄アジスキタカヒコネと一緒に紹介されています。 国譲りで、高天原が送り込んだ交渉人第二号のアメノワカヒコが惚れ込んだ女性です。 … 続きを読む →
スセリヒメの紹介
須勢理毘売(すせりびめ) 古事記上巻・大国主の根の国訪問で、スサノヲの娘として登場しますが、スサノヲの神裔には書かれていません。意図的に書かれていないような気がします。 彼女は先王の娘で現王の妻ですから、女性としては最高 … 続きを読む →
ヤガミヒメの紹介
八上比売(やがみひめ) 古事記では、因幡の白兎に登場する姫ですが、姫というからにはその父親が有力者だったはずです。因幡地方を調べたところ、彼女の父親の地と伝えられる「安蔵(あぞう)谷」という地域がありました。ヤガミ姫は、 … 続きを読む →