

建御名方神(たけみなかたのかみ) 古事記では、国譲りのコトシロヌシの次に、大国主がもう一人の息子として紹介します。大国主の神裔には無く、母親が誰か分かりません。俗説として、諏訪のヌナカワ姫とかスセリ姫説もあります。 出雲 … 続きを読む →
大国主神(おおくにぬしのかみ) 「出雲神話の中核は、オオナムヂがさまざまな試練を克服してオオクニヌシとなり、葦原中国(あしはらのなかつくに)を統一して地上界の王者になった」との解釈が一般的ですが、そもそも「出雲神話」なる … 続きを読む →
那賀須泥毘古(ながすねびこ) 古事記では中巻の神武天皇の東征部分で敵として登場。 登美(とみ)のナガスネビコと書かれていますが登美とは地域名で、大阪湾側から生駒山を越えた、生駒市から奈良市にかけての一帯と思われます。 ナ … 続きを読む →
須佐之男命(すさのをのみこと) 古事記神話『禊祓』(みそぎはらえ)の項には、イザナギが顔を洗った時「左目から生まれたのがアマテラス」「鼻から生まれたのがスサノヲ」と記しています。 その後イザナギに追放されたスサノヲがアマ … 続きを読む →
2013年、明けましておめでとうございます。 去年で古事記編纂から1300年目の区切りの年は終わりましたが、このブログには関係無しです。 昨年後半、古事記に登場する重要と思われる神様について書いてきました。 まだ終わって … 続きを読む →
今年最後の記事となりましたが、今回は特別編とさせて頂きます。 実は文藝春秋の「創刊90周年記念」号に、立花隆氏の「平成の国津神」なる一文が掲載されました。立花氏は文藝春秋の冒頭に「日本再生」シリーズを執筆中ですが、今回が … 続きを読む →
建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ) =建布都神(たけふつのかみ)・豊布都神(とよふつのかみ) 古事記は、イザナギに斬られたカグツチの血から八柱・体から八柱の神が生まれたと記していますが、この神は剣の根本に付いた血が岩 … 続きを読む →
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ) =火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)・火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ) 火の神です。この神の出産でイザナミは陰部に火傷を負い、それが原因で亡くなります。つまり健康なイザナミが最後 … 続きを読む →
大宜都比売神・大気津比売神(おほげつひめのかみ) この神は食べ物を生み出す神ですが、スサノヲが追放されたあとで、単独で紹介されます。 スサノヲがこの神に食べ物をもらおうとします。すると彼女は、鼻・口・尻から様々な食べ物を … 続きを読む →
次の注目すべき神は、山の神様大山津見神(おほやまつみのかみ)です。 その理由は、スサノヲの妻となる櫛名田比売(くしなだひめ)の父親である足名椎(あしなづち)の父親だからです。 大蛇退治の場面で「私は国つ神である大山津見神 … 続きを読む →