投稿者「古事記おじさん」のアーカイブ
今こそ古事記を読もう【4】
宣長は『古事記』の記述を真実であったとし、古事記を貫く「やまとごころ」を是として、儒教的な「からごころ」を否としています。 つまり尊皇攘夷発想です。 宣長が『古事記』を高く評価したことにより、『古事記』に対する評価が大き … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【3】
では『古道』とはどのようなものなのでしょうか? これもウィキペディアを引用しますが、分かり易く要約します。 古道とは何か。それは天地万国を通じて、ただ一筋の誠の道で、我が国にのみ正しく伝わっているが外国では最早伝えられて … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【2】
太平洋戦争が終わるまで、古事記を自由な発想で読むことはできませんでした。 このような環境を作ったのは、明治の維新政府です。それまでの徳川幕府政権下では、天皇家は将軍任命権を持つ我が国最高権威でしたが、最高権力者ではありま … 続きを読む →
バスツアー2
今回は島根県松江市出発のツアーのお知らせです。 こちらもお申し込みは早目にお願いいたします。 前回お知らせしたツアーとは申込み先が違います。お間違いのないように! ツアー詳細はこちらをクリック ↑PDFファイルです
バスツアー1
4月から(株)日ノ丸観光トラベルと米子市観光協会が企画した「山陰古事記 謎解きの旅」バスツアーが始まります。 もちろん古事記おじさんも同行致します。 お時間のある方、古事記おじさんから直接謎解きを聞きたい方、是非参加して … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【1】
2012年3月13日が、古事記が誕生してからちょうど1300年の記念日だそうです。 古事記は天武(てんむ)天皇が編纂を命ぜられ、元明(げんめい)天皇に献上されました。今年は古事記がなにかにつけて取り沙汰されると思います。 … 続きを読む →
大神山神社の秘伝【7】
この動きに、相見家は肝を冷やしたはずです。 ところが恐らくこの頃、出雲大社の御祭神がスサノヲ命から大国主命に代わっているのです。またスサノヲ命降臨地の名称が、鳥上の峰から船通山に代わったのも同時期のようです。 つまり、天 … 続きを読む →
大神山神社の秘伝【6】
三代将軍家光の時代には、徳川家の覇権は盤石となり、家康は日光東照宮に「神」として鎮座します。とは言っても、将軍職の任命権者である天皇が最高権威者で、これまた「神」の子孫ということになっています。 徳川幕府は、京都にある天 … 続きを読む →
大神山神社の秘伝【5】
それから七百年ばかりの間、相見家は、岡山県と鳥取県の県境地帯、つまり中国山地の分水嶺から北の地域で、目立たず滅びずの生き方をしたようです。 江戸時代初期、徳川直系である池田家に重用されたことは既に述べました。 過去に、権 … 続きを読む →
大神山神社の秘伝【4】
現在、鳥取県米子市の南に「南部町」という町があります。 これは近年、西伯町と会見(あいみ)町が合併してできた町ですが、会見町の前身は会見郡で、今の境港市も米子市もその一部でした。 つまり鳥取県西部の25%程度が会見郡だっ … 続きを読む →