投稿者「古事記おじさん」のアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【42】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑦ 最後(いやはて)にその妹伊邪那美の命、身自(みづか)ら追ひ来ましき。 最後にイザナミ自身が追いかけてきた。 すなはち千引(ちびき)の石(いは)をその黄泉比良坂に引き塞(さ)へて、 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【41】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑥ 且(また)後(のち)には、かの八(や)柱(くさ)の雷神(いかづちがみ)に、 千五百(ちいほ)の黄泉(よもつ)軍(いくさ)を副(そ)へて追はしめき。 (イザナミは醜女たちの)あとに、 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【40】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ⑤ ここに伊邪那岐の命、見畏(みかしこ)みて逃げ還(かへ)ります時に、 その妹伊邪那美の命、「吾(あれ)に辱(はぢ)見せたまひつ」とまをしたまひて、 やがて黄泉(よもつ)醜女(しこめ) … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【39】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ④ さて、待ちきれなくなったイザナギが、灯りをともして見たものとは・・・ 蛆(うじ)たかれ斗呂呂岐弓(とろろぎて)、 頭(みかしら)には大雷(おほいかづち)居(を)り、 胸(みむね)に … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【38】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ③ 続きを読み進めていきましょう。 かく白(まお)してその殿の内に還(かへ)り入りし間(あひだ)、 甚(いと)久しくて待ち難(かね)たまひき。 (イザナミが)そのように告げて建物の中に … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【37】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ② 本文に戻りましょう。 死んだ妻に会うため黄泉の国へ来たイザナギが、イザナミに語りかける場面です。 「愛(うつく)しき我(あ)が汝(みまし)妹(いも)の命、 吾(あれ)と汝(いまし) … 続きを読む →
12月4日(日) 米子市で公開講座のお知らせ
12月4日(日)、「第37回日本臨床薬理学会学術総会」の 市民公開講座にて講演を行います。 全3講演のうち一つ目(10:00~10:40)、 「古代山陰が医薬発祥の地?」 と題してお話いたします。 ぜひ、お越しください。 … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【36】
―「神話部分」を読む ― 黄泉の国 ① 妻が亡くなる原因となった火の神カグツチを斬り殺したイザナギは、妻に会おうと黄泉の国に出かけます。 原文は ここにその妹(いも)伊邪那美の命を相見むと欲(おも)ひて、黄泉(よみの)国 … 続きを読む →
10月20日更新お休みのお知らせ
古事記おじさんが風邪を引いてしまったため、 申し訳ありませんが本日の更新はお休みとさせていただきます。 何とぞご了承ください。 次回更新は11月5日の予定です。
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【35】
―「神話部分」を読む ― 火神被殺 ③ 妻を埋葬し終えたイザナミは刀を抜くと、妻を死に至らせた迦具土(かぐつち)の神の首を斬ります。 日本民族の父親であるイザナギは、生まれて間もない赤ん坊の首をはねるという残虐行為を平然 … 続きを読む →