

―「神話部分」を読む ― 天照大神と須佐之男命 ② 天の安の河の誓約 – 1 – 故爾各中置天安河而宇氣布時。 (かれここに おのもおのもアメノヤスノカハを中に置きてうけふ時に) ということで両者 … 続きを読む →
―「神話部分」を読む ― 天照大神と須佐之男命 ① 須佐之男命の昇天 故於是速須佐之男命言。 (かれここに はやスサノヲの命のまをしたまはく) スサノヲが、イザナギに言上した。 然者請天照大御神将罷。 (しからば アマテ … 続きを読む →
―「神話部分」を読む ― 三貴子の分治 ④ 故(かれ)各(おのもおのも) 依(よ)さし賜(たま)へる命(みこと)の隋(まにま)に、 所知看(しろしめす)なかに、 「各」は、「己(おの)も己(おの)も」の意味 「賜」は、単 … 続きを読む →
―「神話部分」を読む ― 三貴子の分治 ③ 引き続き「古事記伝」から宣長の解釈を紹介していきます。 黄泉の国は、凶悪(まがこと)でイザナミが移り住み永くとどまった国だから、 世の中の凶悪の行き着くところであり、 同時に世 … 続きを読む →
―「神話部分」を読む ― 三貴子の分治 ② 次に月讀(つくよみの)命に詔りたまはく。 「汝命(ながみこと)は、夜(よる)の食(を)す国をしらせ」と 事依(ことよ)さしたまひき。 次にツクヨミの命に向かって仰せられた。 「 … 続きを読む →
―「神話部分」を読む ― 三貴子の分治 ① 「禊」の過程で十四柱の神が現れましたが、 最後に現れた天照大御神、月讀命、建速須佐之男命はイザナギにとっても特別でした。 このとき伊邪那伎の命、いたく歓喜(よろこ)びて詔りたま … 続きを読む →
イザナギ 古事記神話では、天上界に最後に現れた男女一対の神の男神という設定です。新参者ですから、天上界の神々の中では一番身分が低い(若い)ようで、大地(島)を作れと命じられます。 これは、若い男女が独立して新天地で二人の … 続きを読む →
このあと五組の男女一対の神が現れますが、『身を隠したまひき』との説明はありません。 ということは姿形が見えたということになります。 名前を書くとややこしいので一対を(三番)、(四番)、(五番)、(六番)と番号にしておきま … 続きを読む →
さて、みそぎはらへ禊祓(みそぎはらえ)の場所がどこであったかは別として、イザナギは三貴子に役目を与えます。アマテラスには高天原、ツクヨミには夜の世界、スサノヲには海の管理を任せたのです。 夜があって昼がないのですが、どう … 続きを読む →
実は、禊祓(みそぎはらえ)の場所として「竺紫」→「千酌」にこだわるには訳があります。 ひとつは先にも説明しましたが、黄泉比良坂(よもつひらさか)と竺紫が離れすぎている点です。 黄泉比良坂と千酌の距離は、直線距離で16km … 続きを読む →