「今こそ古事記を読もう」カテゴリーアーカイブ
今こそ古事記を読もう【6】
ポイント2は、「序」第一段の最後の「古(いにしへ)を稽(かむが)へて風猷(ふういう)を既に頽(すた)れたるに繩(ただ)し、今に照らして典教(てんけう)を絶えむとするに補はずといふことなし」と結ばれている部分です。 古事記 … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【5】
古事記編纂の理由は、「序」の部分に書いてあります。 ところがその「序」は、後年付け加えられたとの説があります。 勿論そうではないとの説が主流なのでしょうが、どちらが正しいかの決着はついていません。 双方の言い分に関わり合 … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【4】
宣長は『古事記』の記述を真実であったとし、古事記を貫く「やまとごころ」を是として、儒教的な「からごころ」を否としています。 つまり尊皇攘夷発想です。 宣長が『古事記』を高く評価したことにより、『古事記』に対する評価が大き … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【3】
では『古道』とはどのようなものなのでしょうか? これもウィキペディアを引用しますが、分かり易く要約します。 古道とは何か。それは天地万国を通じて、ただ一筋の誠の道で、我が国にのみ正しく伝わっているが外国では最早伝えられて … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【2】
太平洋戦争が終わるまで、古事記を自由な発想で読むことはできませんでした。 このような環境を作ったのは、明治の維新政府です。それまでの徳川幕府政権下では、天皇家は将軍任命権を持つ我が国最高権威でしたが、最高権力者ではありま … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【1】
2012年3月13日が、古事記が誕生してからちょうど1300年の記念日だそうです。 古事記は天武(てんむ)天皇が編纂を命ぜられ、元明(げんめい)天皇に献上されました。今年は古事記がなにかにつけて取り沙汰されると思います。 … 続きを読む →