「スセリ」タグアーカイブ
オオクニヌシ「根の国訪問」【5】
スサノヲは、従順に言われたことをするオオナムチを「なかなか可愛い奴ではないか」と思いながらまどろみます。 ところがどっこいオオナムチはそれほど甘くはありません。 眠ったスサノヲの髪の毛を天井の垂木(たるき)に結わえ付けた … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【4】
野原の火が消えたあと、スセリ姫はオオナムチが死んだと思い、泣きながら「葬儀」の道具を準備します。 スサノヲも焼け跡に立って眺めたようです。 そこへオオナムチが矢を持って来たのです。 これは物語としては感動の場面なのですが … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【3】
ピンチを切り抜けたオオナムチを見たスサノヲは驚いたはずです。 そこで更に過酷な試練を与えます。 広大な野原に鏑矢(かぶらや・音の出る矢)を放ち、それを「拾ってこい」と命じます。 現在の弓道の射程距離は十数メートルだそうで … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【2】
スサノヲは出てきて彼を見ます。 そして「これは葦原色許男(あしはらのしこを)というのだ」と言って彼を館に呼び入れ「蛇の部屋」で寝るよう命じます。 この葦原色許男とは、スサノヲから数えて7代目の子孫に当たるとされています。 … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【1】
もし「木国(きのくに)」が島根県東部から鳥取県西部の山中だったとすれば、スサノヲの「根の堅州国」までは直線距離で約40キロですから、普通に歩いて1日の距離です。 山間地から海へ向かっての下り坂ですから、必死に走れば3~4 … 続きを読む →