「スサノヲ」タグアーカイブ
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【15】
スセリヒメ≪その二≫ 二人とも、というよりは、スセリ姫はワイルドですね。 一目見て、「こいつはいい!」となれば、あとさき考えないで一気に突き進んでいます。それだけなら、あちこちにごろごろ居る今どきの「無責任な若者」と同じ … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【13】
スサノヲ≪その五≫ オロチエリア、古事記にそれがどこからどこまでとは書かれていません。 オロチの説明として「体がひとつなのに八つの頭と八本の尾があり、大きさは八つの谷と八つの丘に及んでいる」とあります。 この表現を現実的 … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【12】
スサノヲ≪その四≫ 高天原族の地を追放されたスサノヲは、『国つ神』と総称される部族の住む地域に現れます。古事記にはその地名が「出雲の国の肥(ひ)の河上、名は鳥髪(とりかみ)という地(ところ)」と明記されています。 現在の … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【11】
スサノヲ≪その三≫ 父親から解放されたスサノヲは、アマテラスのところへ事情を説明に出かけます。 この部分はこれまで何度も説明していますので細かい内容は省略しますが、要はアマテラスが「天の石屋戸」に隠れてしまわなければなら … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【10】
スサノヲ≪その二≫ 過去の英雄として人望を集めていたスサノヲに関する伝承は、全国制覇を狙う高天原勢力に敵対する部族にとって『高天原族に対する非難・中傷』の根拠となります。 古事記を作らせたのは高天原勢力ですから、高天原 … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【9】
スサノヲ ≪その一≫ 古事記の中でスサノヲが初めて登場するのはアマテラスと同じ場面です。 彼は最後に紹介され、「海原をおさめよ」と命じられます。 あの場面で、イザナギは三人の子供に「昼」と「夜」と「海原」の管理を任せま … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【7】
アマテラス ≪その四≫ 第二交渉のワカヒコはタカミムスヒに殺されます。 もはや交渉人では問題解決できないということで「アマテラス大御神、詔(の)りたまひしく=アマテラスが仰せになった」と書かれています。 ここではタカミム … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【5】
アマテラス≪その二≫ アマテラスの三度目の登場は、葦原中国(あしはらのなかつくに)平定の場面です。 冒頭、いきなり「水と緑溢れる豊饒の地(=葦原中国)は、私の息子アメノオシホミミが治める国」とアマテラスが言った、との記述 … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【4】
アマテラス 古事記の中でアマテラスが最初に登場するのは、死の国から戻ったイザナギが、水で穢(けが)れを清める場面です。 イザナギが左の目を洗った時にアマテラス、次に右の目を洗った時にツクヨミ、鼻を洗った時にスサノヲが生ま … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【2】
イザナギ 古事記神話では、天上界に最後に現れた男女一対の神の男神という設定です。新参者ですから、天上界の神々の中では一番身分が低い(若い)ようで、大地(島)を作れと命じられます。 これは、若い男女が独立して新天地で二人の … 続きを読む →