「スサノオ」タグアーカイブ
古事記に登場する神々の謎【番外】五十猛命の母は?
※11月15日 間違いがありましたので 訂正の追記をしました。 前回の大屋毘古神の記事に、読者の方から「五十猛様の母様はどなたなのでしょう…」という質問をいただきました。 長くなりますので、ここでお話しします。 五十 … 続きを読む →
古事記に登場する神々の謎【7】大屋毘古神
最初に生まれたグループは家屋に関する神々のようです。 その中で注目しておいて頂きたいのが 大屋毘古神(おほやびこのかみ)です。 ずっとあとになりますが、この神のところにヤソガミ達に追われたオホナムヂ(後のオオクニヌシ)が … 続きを読む →
大神山神社の秘伝【7】
この動きに、相見家は肝を冷やしたはずです。 ところが恐らくこの頃、出雲大社の御祭神がスサノヲ命から大国主命に代わっているのです。またスサノヲ命降臨地の名称が、鳥上の峰から船通山に代わったのも同時期のようです。 つまり、天 … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【7】
ヤガミ姫が、因幡に帰って後結婚をしたという話が伝えられていません。 その上因幡地方では、女性であるにもかかわらずヤガミ姫を統率者であったように扱っています。 更に彼女を祀る売沼(めぬま)神社の千木は、上が尖った男神をあら … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【5】
スサノヲは、従順に言われたことをするオオナムチを「なかなか可愛い奴ではないか」と思いながらまどろみます。 ところがどっこいオオナムチはそれほど甘くはありません。 眠ったスサノヲの髪の毛を天井の垂木(たるき)に結わえ付けた … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【4】
野原の火が消えたあと、スセリ姫はオオナムチが死んだと思い、泣きながら「葬儀」の道具を準備します。 スサノヲも焼け跡に立って眺めたようです。 そこへオオナムチが矢を持って来たのです。 これは物語としては感動の場面なのですが … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【3】
ピンチを切り抜けたオオナムチを見たスサノヲは驚いたはずです。 そこで更に過酷な試練を与えます。 広大な野原に鏑矢(かぶらや・音の出る矢)を放ち、それを「拾ってこい」と命じます。 現在の弓道の射程距離は十数メートルだそうで … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【2】
スサノヲは出てきて彼を見ます。 そして「これは葦原色許男(あしはらのしこを)というのだ」と言って彼を館に呼び入れ「蛇の部屋」で寝るよう命じます。 この葦原色許男とは、スサノヲから数えて7代目の子孫に当たるとされています。 … 続きを読む →
オオクニヌシ「根の国訪問」【1】
もし「木国(きのくに)」が島根県東部から鳥取県西部の山中だったとすれば、スサノヲの「根の堅州国」までは直線距離で約40キロですから、普通に歩いて1日の距離です。 山間地から海へ向かっての下り坂ですから、必死に走れば3~4 … 続きを読む →
オオクニヌシ「八十神の迫害」【4】
問題は「木国(きのくに)」と大屋毘古(おおやびこ)です。 まず木国ですが、一般的には紀伊国(和歌山県)と解釈されています。 そして大屋毘古ですが、この神は林業の神様で、スサノヲの息子である五十猛(いたける)と同一神とされ … 続きを読む →