「カグツチ」タグアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【35】
―「神話部分」を読む ― 火神被殺 ③ 妻を埋葬し終えたイザナミは刀を抜くと、妻を死に至らせた迦具土(かぐつち)の神の首を斬ります。 日本民族の父親であるイザナギは、生まれて間もない赤ん坊の首をはねるという残虐行為を平然 … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【3】
イザナミ 古事記では、イザナギと一緒に現れた女神で、日本列島を生んだ母です。 火の神(カグツチ)を生んで亡くなります。 古事記は、彼女の遺体は「出雲と伯耆の国境の比婆山に埋葬」されたと記しています。 日本人の母たる彼女は … 続きを読む →
古事記に登場する神々の謎【11】建御雷之男神
建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ) =建布都神(たけふつのかみ)・豊布都神(とよふつのかみ) 古事記は、イザナギに斬られたカグツチの血から八柱・体から八柱の神が生まれたと記していますが、この神は剣の根本に付いた血が岩 … 続きを読む →
古事記に登場する神々の謎【10】火之迦具土神
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ) =火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)・火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ) 火の神です。この神の出産でイザナミは陰部に火傷を負い、それが原因で亡くなります。つまり健康なイザナミが最後 … 続きを読む →
はじまりの書~其ノ二
火の神の首をはねた剣に付いた血から8柱、遺体からも8柱の神が生まれます。 剣から生まれたのは、岩石・雷火・閃光・剣・谷間・水に関する神です。 遺体から生まれたのは、山・麓・山並みに関する神です。 古事記には、この殺害現場 … 続きを読む →