「元明天皇」タグアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【13】
―「序」を読む ― ③ ではなぜ元明期にそれが実現したのでしょうか。 元明天皇とは42代文武天皇の母親なのですが、実は持統の腹違いの妹(38代天智天皇の娘)でもありました。つまり彼女は父が38代天皇で息子も42代天皇とい … 続きを読む →
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【12】
―「序」を読む ― ② 第三段では、古事記が完成する経緯を述べています。要約は以下です。 『43代元明天皇(女帝)の世になって、天皇家の威光が確立した。そこで元明天皇は(舅である天武天皇が発案した歴史修正作業を完成させよ … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【16】
【9】でも述べましたが、古事記の序は元明天皇を大賛美しています。 それだけ素晴らしい天皇が、天武天皇が指示していた歴史書の編纂を具体的に命じたとしている訳です。 これまで述べてきましたように、38代天智天皇誕生(661年 … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【15】
文武が15歳で天皇となったのは697年、持統は702年に亡くなったとされていますから、持統は約5年間、文武天皇をバックアップできたわけです。 持統が亡くなった時、文武はまだ20歳です。 その5年後、文武天皇は25歳で亡く … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【9】
「序」の第三段は、まず元明天皇(707~715年)を大賛美しています。 その上で、元明天皇が和銅四年(711年)九月十八日に、正しい歴史の編纂(今で言う)を命じたと述べています。(しかし、天武天皇と元明天皇の間にいた持統 … 続きを読む →
今こそ古事記を読もう【1】
2012年3月13日が、古事記が誕生してからちょうど1300年の記念日だそうです。 古事記は天武(てんむ)天皇が編纂を命ぜられ、元明(げんめい)天皇に献上されました。今年は古事記がなにかにつけて取り沙汰されると思います。 … 続きを読む →