「アメノホヒ」タグアーカイブ
古事記おじさんの『21世紀の視点で古事記を読む』【60】
―「神話部分」を読む ― 天照大神と須佐之男命 ⑤ 天の安の河の誓約 – 4 – 故此後所生五柱子之中。天之菩卑命之子建比良鳥命。 (かれ、こののちにあれまする いつはしらのみ子の中に、あめのほひ … 続きを読む →
もしも古事記の神々が人間だったら・・・【6】
アマテラス ≪その三≫ ところが「アマテラス大御神の命(みこと)もちて=アマテラスの指示により」高天原の将来を託されて出かけたアメノオシホミミは、出雲勢の抵抗を受けて無様にも引き返してきたのです。 これを知ったアマテラス … 続きを読む →
古事記に登場する神々の謎【10】火之迦具土神
火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ) =火之夜芸速男神(ひのやぎはやおのかみ)・火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ) 火の神です。この神の出産でイザナミは陰部に火傷を負い、それが原因で亡くなります。つまり健康なイザナミが最後 … 続きを読む →
「国譲り」とは何だったのか【1】
ここで国譲りの経緯を整理してみます。 まず、交渉により事を進めようとしていた高天原(伊勢勢力)は、交渉人としてアメノホヒを派遣します。ところが彼は出雲に同化してしまい、後年神魂族の祖と位置づけられています。 彼は本国を裏 … 続きを読む →
葦原中国平定「アメノホヒ」追記
お咎めなしのアメノホヒですが、社伝に「このアメノホヒ降臨地でその子孫が出雲国造(くにのみやつこ)として25代まで当社に奉仕した」としているのが、松江市大庭町の神魂(かもす)神社です。 神魂(かもす)神社 出雲国造家は今の … 続きを読む →
葦原中国平定「アメノワカヒコ」【1】
アメノホヒを見限った高天原は、次の使者を派遣します。 オモイカネはアメノワカヒコを推薦し、彼に弓矢を与えて向かわせたのです。 ところが彼は、大国主とタギリ姫の娘であるシタテル姫を妻にしてしまい、八年経っても音沙汰がありま … 続きを読む →
葦原中国平定「アメノホヒ」
会議が始まりますと、オモイカネに案を考えさせてアマテラスが言います。 「この葦原中国(あしはらのなかつくに=出雲地方)は、我が子オシホミミに統治を委任した国である。ところがこの国には、乱暴な国つ神(土着の者達)が多いよう … 続きを読む →
スサノヲは本当に悪か?【3】
スサノヲとアマテラスの誓約(うけひ)で生まれた三人の娘と五人の息子ですが、私は、三人の娘はスサノヲとアマテラスの間の娘で、五人の男の子の父親はそれぞれの名前から、アメノオシホミミ・アメノホヒはA、アマツヒコネ・イクツヒコ … 続きを読む →