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ついに完成した「山陰古事記謎解き旅ガイド」のご紹介や、関連した神社のHPをどんどん掲載していく予定です。


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寝る間も惜しんで作り上げた自慢のガイドブック。
古事記好き、神社仏閣巡り好き、歴史好きな方にもおすすめ!
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赤猪岩神社-「再生」「次なる発展への出立」の地赤猪岩神社鳥取県西伯郡南部町寺内232番地

兄弟神たちに騙され殺されてしまった大国主命が、再生・復活を遂げた場所。

この由緒から、日本で唯一の『再生・蘇生』の御利益があると信じられている神社です。

戦前は、戦地に出かけた家族の無事な帰還を願いに訪れる人々が多かったそうです。
戦後は、政策や教育の関係でこの神社の存在すら忘れられていたようです。

しかし何かにつけて『再生』という言葉が使われ始めたからでしょうか、数年前から
訪れる人が増え始めました。

最近では、遠近を問わず再建を目指す企業関係者のお参りが増えているそうです。
「人事を尽くして天命を待つ」心境なのでしょう。

その他にも、地方の建て直し・リタイアした方の再就職・受験生の再チャレンジ・失恋
からの立ち直り・熟年離婚危機からの立ち直りなど、色々な思いを持つ人々が静かに
訪れているそうです。

唐王神社-マムシ・毒虫よけの守り神唐王神社鳥取県西伯郡大山町唐王

『唐王(とうのう)』という名前は、ご祭神の須勢理毘売命(すせりびめのみこと)の別称
『唐王御前(とうのうごぜん)』によるそうです。

古代、海から来るものには何にでも『唐』を付けて呼ぶ風習があったそうです。
須勢理毘売命は海から上陸したのですから、直接名前を言うのではなく
尊称として 『唐王御前=海から来た高貴な女性』と言ったのだそうです。

古事記では、大国主命と須勢理毘売命は別居の危機を乗り越え、
末永く仲良く暮 らしたことになっています。しかし、二人は別居していたのです。

スサノヲ亡き後の出雲を高天原勢力(=大和朝)が侵略したのですから、
『スサノヲの娘が大国主命の正妻』である状態は好ましくなかったのでしょう。
古事記には書かれていませんが、決断を迫られた大国主命は、
『大恩ある糟糠の妻を 捨て、時の権力にすり寄る』道を選んだのです。

神社の由緒には「大国主命と須勢理毘売命が海から上陸し、
須勢理毘売命の住む場所を探した」と書かれています。
穀倉地帯でありスサノヲとの信頼関係の深かったこの地を選んだのは、
須勢理毘売命だったのではないでしょうか。

由緒には、「大国主命は日隅宮(出雲大社)で暮らし、
須勢理毘売命はこの地で暮らした」と記されています。

妻木壹宮神社妻木壹宮神社鳥取県西伯郡大山町上万1124


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