日本列島には大地震の発生の少ない地域がある
日経新聞に掲載された、主な活断層の分布とプレート図のコピーをご覧下さい。
日本列島で主たる活断層が少ない地域が何カ所かあります。
古事記神話の時代(奈良に都が置かれるより前)は、本州ではフォッサマグナ(ウィキペディアに接続)から西しか認識されていなかったことを前提に考えますと、東から奈良・紀伊地方、四国南部、中国地方、九州北東部、日向地方の5地域に活断層がほとんどありません。
つまりこの5地域は大地震による被害が比較的少ない安全な地域と考えられます。
面白いことにその安全な地域が、古事記神話の舞台の地となっているのです。
ところが四国南部は、古事記神話の舞台とはなっていません。
ここは津波被害の多い地であり、古人(いにしえびと)のスパンで考えれば住むのに適した地ではなかったのでしょう。
では古事記の舞台となっている地域で、最も安全なのはどこでしょう?
・・・つづく